>>健康コラム   筋肉の量と質
さて、今日の健康コラムはトレーニングについて。連日トレーニング関連の話を扱うのはすげぇ久しぶりなんでお兄さんワクワクしてきちゃったなぁ。

最近よく同じ内容のメールをもらうんですよ。筋肉量を増やすトレーニングと筋力を上げるトレーニングの違いについて詳しく書いたことがなかったんで、それについて聞いてくるメールを。


一般の人が使ってる「筋力トレーニング」って言葉は実は筋持久力トレーニングだって話は以前しましたけどもひとつ誤解がありまして、ちょっと詳しい人が「筋力トレーニング」と呼んでるものも実は筋肥大トレーニングってやつと筋力トレーニングの2つに分けられるんですよ。

筋肥大トレーニングってのはいわゆる普通のウェイトトレーニング。最大筋力の80%くらいの負荷の重りを10〜15回持ち上げたりするやつね。これは筋肉量を増やすって目的ではかなりの効果を得られるんですけど、量を増やすことばっか考えてるんで質的にちょっと問題なんです。

まぁ筋肉量と筋力にはある程度の相関関係がありますけど、それでも筋肥大トレーニングだけでは今ある筋肉の力を100%引き出すことはできないんで(実際は100%なんて無理ですけど説明の都合上こう書いてるだけです)、見た目重視の人以外は筋力トレーニングも併用する必要があるわけです。

具体的にどんなんかってーと...結構説明がむずいんですけど、例えばウェイトトレーニングを超ハイスピードでしたりとか、ウェイトトレーニング後にハイスピードで動いたりとかです。つまり「筋肥大トレーニング+質のトレーニング」って感じ。

質のトレーニングってのはそのスポーツで重要とされる体力要素によって違いますけど、まぁウェイトトレーニングの中にサーキットトレーニングを取り込んでるんだとでも思ってください。サーキットトレーニング知らない人は過去ログを読んでね。

ちなみにアブトロニックはシェイプアップが目的で質は考慮されてないんで、負荷はそんなにでかくないんですけど完全な筋肥大トレーニングです。詳しくはフィットネスホルモグロッソ第2回を読んでもらえばわかると思いますけど。


やっぱ自分の意見やらを書くよりも、自分の持ってる知識を噛み砕いて説明するほうが私にはあってますねぇ。推敲したり何日か置いたりするのが苦手なんでこっちのが楽です。




>>健康コラム   肉体改造2
さて、今日の健康コラムは久しぶりに肉体改造の話でも書きますかね。


人ってのは動く時とにかく反動を使います。歩いたり走ったりする時は腕の反動を使うことで効率よく動いてますし、上半身と下半身で逆の動きをすることでバランスを取ったりもしてます。

てなわけで効率を高めたりバランスを取ったりするために我々が無意識的にやっちゃってる反動なんですけど、これを取り去ったトレーニングを行うとどういうことが起きるんでしょうか。

例えば腕の振りを行わずに走る場合、補助がなくなるんで負荷が急激に高まります。しかもいつもとは違う動きをするんで神経系にも刺激が与えられ、結果的に神経の反応速度が高まり敏捷性が上がったりもします。

さらに、バスケのフェイントとかでは実際に動く前に僅かながら上体の反動を使ってしまうんで読まれやすいんですが、反動を使わないトレーニングをすることでこれがなくなり、かなりのテクニシャンになれます。ってかこのトレーニング法自体、「マイケルジョーダンの動きは反動を使わない古武術の動きと似てる」って発見をしたプロのトレーナーが提唱したものですし。


これを取り入れた実際のトレーニング法ってのは「腕を振らない20mダッシュ×数本」とかなんですけど、これは持久力と敏捷性(いわゆるスタミナとキレ)をかなり上げてくれますんで、運動をしてる人はトレーニングメニューの中に組み込んでみることをオススメします。

あ、でも見た目かなり滑稽なんで、捕まらないよう気をつけたうえで行うようにしてくださいね。




>>健康コラム   栄養ドリンクについて
ごめんなさい最近ネットできる時間が激減しててテキストを書いてもアップできないような状態です。アップできるときにまとめてアップしますんで。


さて、今日の健康コラムは栄養ドリンクについて。知ってることをいくつか羅列するだけになりますけど。

1つ目は栄養ドリンクの効果について。栄養ドリンクを飲んで数分で調子が良くなって「お、早速タウリンが効いてきたかな?」とか思う人がいるかもしれませんけど、栄養ドリンクに含まれてる栄養のほとんどは効果が表れるまでに時間がかかるんですよ。

ではなんで数分で調子が良くなるのか。理由は主に2つありますけど、1つは昔宇佐教授の無駄学研究室かどこかで書かれてましたけどカフェインの効果。カフェインは即効性があるんですけど、これには血管収縮作用や興奮作用がありますんで一時的に躁状態ってやつになって調子がよくなるんです。

もう1つは知ってる人は知っているプラシーボ効果。これは例えば、医者が「これは腹痛に効果のある薬だ」と偽ってビタミン剤か何かを患者に与え、本当に腹痛を治してしまうとかいうやつ。これは医者を信用してることで起きる一種の催眠術みたいなもんですけど、、本人が(たとえほとんど意識してなかったとしても)思ってさえいれば効果がでちゃいますんで実はいたるところで使われてたりします。


2つ目は本数について。「成人(15歳以上)1日1本」って書いてありますけど2本も3本も飲むと一体どうなってしまうのか。

え〜、結論を言わせてもらうと「特に何も起きません」。いや、人によっては鼻血を出したり血圧や心拍数が上昇する人もいるかもしれませんけど、あの程度の量ならそんなに心配しなくてもいいと思います。「24時間でリポD6本+モカ(面白い味の栄養ドリンク)1本」ってのが私の最高なんですけど特に何も起きませんでしたし。まぁ眠らないようにやったことですからその日は眠れませんでしたけどね。

でも栄養ドリンクってのは確かに効果はありますけど、普段あんま摂らない栄養を摂るから効果が表れるって部分もありますんで、1日何本もってのは当然ながら、毎日毎日飲み続けるってのもあんまオススメできなかったりします。


最近健康狂自体がスランプに突入してるみたいです。健康コラムとかに限らず、上手く表現できなくて空回りしてる部分がかなりあるというか。まぁスランプってのは乗り越えた後成長できるんで本人はこの状況を微妙に楽しんでたりもしてるんですけど。




>>健康コラム   肩こりの原因と解消法
お盆ってただ単純に閲覧者が減ると思ってたんですけどそうでもないみたい。確かに常連さんの数は減ってますけど検索サイトからやってくる人が激増してます。旅行にも行かず里帰りもせず、暇で暇でしょうがないからネットするしかないような人々を跳蹴さんは応援します。


さて、最近の健康コラムはろくに推敲もせず出してたんでちょっと気を引き締めていきたいと思います。今日の健康コラムは肩こりについて。

肩こりってのは要するに疲労物質が溜まって固まった状態のことです。筋肉痛ってのは昔書いたとおり運動をした時に疲労物質の乳酸が血管に溜まって凝り固まり、毛細血管を詰まらせて酸素が送られなくなるから痛みが発生するんですけど、それと大体同じです。

でも肩こりは筋肉痛とは違い運動してない人のほうがなりやすいんです。背中には僧帽筋(漢字違うかも)っていうでっかい筋肉があるんですけど、これの上部(肩)は血が通いにくいんですよ。まぁ運動して血行が良くなってる人は大丈夫ですけど。

何で血が通いにくいんかってーと筋肉と血管が常に引き伸ばされてるから。特になで肩や猫背の人がそうなんですが、僧帽筋の上部が引き伸ばされることで血管も引き伸ばされて細くなってしまい毛細血管まで血が行き届かないんです。

伸びてない状態から伸ばせば血管が細くなるときの圧力で毛細血管まで血が行き届くんですが(昔書いた7秒ストレッチの原理)、常に引き伸ばされてると圧力も何もあったもんじゃないですから、ただの細い血管と同じなんですね。

ちなみに女性のほうが肩こりが多いのは、野郎よりも筋肉が少ない関係上筋肉に送られる血の量自体少ないってことや、胸っていう重りを常に抱えてることなんかが原因だと言われてます。


とまぁこれで大体の原理はわかってもらえたと思いますんで解決法をば。原理がわかればわかると思いますけど血行をよくして疲労物質を押し流せばいいんですよ。だから磁気で血行をよくするとか、暖めて血行をよくするとか、マッサージで直接疲労物質を押し流すとかいう緩和法が色々な場で行われてるんです。

ですが↑はあくまで緩和法であって、根本的な解決にはなってません。解消したいんであれば運動して筋肉量を増やすか、筋肉が収縮と伸張を繰り返す動き(肩回しとか)をちょくちょく行い刺激を与え、肩はもっと血が巡るべき場所なんだってことをを脳に伝える(=自律神経やら交感神経の作用を促す)ことが大切です。

最近は過去ログを読んでない人でも理解できるよう昔出した例を再度出すってことが多くなってきてて、その結果健康コラムが長くなりがちになってます。長くなると読みづらくなったりして余計わかりづらくなるとは思うんですけど、その辺のバランスは今考えてる段階ですんで、ストレスを感じてる人とかはもうちょっと待ってもらえるとありがたいです。




>>健康コラム   脳みその重さと寿命の関連性
さて、今日の健康コラムは脳みその重さと寿命の関連性について。

脳みその重さと寿命ってのはある程度の相関関係があるんですよ。


...あ、一言で終わっちゃった(この間もこんなんあったなぁ)。ええっと、例えば体の小さいネズミやらなんやらよりもゾウのほうが寿命が長いじゃないですか。このことから昔は単純に「体の大きい生物ほど寿命が長い」みたいに言われてたりもしたんですが、最近は体の大きさよりも脳の大きさのほうが相関関係があるって言われてます。

微妙に話がとびますけどウルトラマンの脳みそって確か10gくらいしかないんですよ(その代わり無茶苦茶活性化してるから知能は人間以上らしい)。んで脳みその重さから大体の寿命を算出する公式みたいなのがあるんで昔やってみたんですね。そしたらなんと寿命はたったの2週間くらいでした。もうその公式も忘れちゃいましたけど、確か空想科学読本か何かにも同じことが書かれてました。ウルトラマンが3分しか闘えないホントの理由はこれだったんですね。


なんか上手くまとめらんないんでこの辺で。




>>健康コラム   冷え性について
さて、今日の健康コラムは冷え性について。エアコンやらのせいで夏場にも冷え性ってのは存在しますんで色々説明したいと思います。

冷え性ってのはだいたい2種類に分けることができます。一般的に知られてる冷え性ってのは要するに寒さやらのせいで毛細血管まで血が行き届かず、それにより皮膚表面に熱が伝わらないため起きるってやつです。

暑ければ脳が血管を広げる命令を出し、何たら(確かAVA)とかいう特別な血管が広がって熱を放出する手助けをするんですけど、寒い場合は体の内部の熱の放出を防ごうとして血管は収縮し、その結果手足は冷えます。

↑このメカニズムは普通誰でもやってることですけど、女性は男性よりも熱を作り出す能力が弱いんで、ちょっと寒いだけでも冷えを感じてしまう人はいるわけです。


はい、これが一般的に知られてるほうの冷え性。今日のメインはもう1種類のほうです。最近新聞のTV欄を見ると「冷え性」って単語をちょくちょく目にするんで、ひょっとするともう色んな場所で扱われてるんかもしれませんけど。

もう1種類の冷え性、これは冷えてないのに冷えを感じます。意味わかんないかもしれませんから説明します。要するに体温計やらなんやらで計測する体温ってのは皮膚表面のものですんで皮膚表面に血が巡ってれば高い値を示すんですね。これがネック。

さっきも話したとおり暑ければ血管は広がり、寒ければ収縮するんですけど、エアコンやらのおかげで最近は温度変化に体がついていかなくなっちゃった人が増えてるんですよ。

要するにエアコンやらで寒くなっても血管が収縮しない人。血管は広がりっぱなしなんで皮膚表面の温度は高いんですけど、実際は寒いですし熱は放出しっぱなしなんで体の内部がどんどん冷えていっちゃうわけですね。


まぁ確かに人間が快適と感じる温度は22〜23℃とは言われてますけど、それでも外気温が30℃を超えてたりする時はそんな温度は寒いだけ。エアコンのリモコンってのは常に女性に渡しておくべきだと思いますよ。




>>健康コラム   骨を折って背を伸ばす
最近提唱されたのかは知りませんけど、ちょっと前にニュースサイトやらで「骨折させて背を伸ばす」って記事がリンクされてましたねぇ。それについて説明しますか。


折れた骨ってのがどうやってくっつくかって話からしたほうがわかりやすいと思います。ええっとですねぇ、骨ってのは日々新しくなってるんですよ。あ、いや別に寝てる間に宇宙人とかジャムおじさんがやってきて新しい骨と交換してるとかそういうことではないんですけど。

破骨細胞って細胞が骨を少しずつ壊し、骨芽細胞って細胞が骨を少しずつ生成してます。こいつらのおかげで骨は新陳代謝をしているわけです。詳しい年数は忘れましたけど、骨ってのは数年で完全に新しいものになるそうです。

肌みたいに表面に出てるわけじゃないんで、骨の新陳代謝ってのはあんま意味の無いことのように思う人がいるかもしれませんけど意味はあります。骨を壊したり生成したりする細胞が存在しないと、骨が壊れてしまった時に誰も修復してくれないわけですから普段はあんま意味のないようなことをしてても彼らは必要なわけです。

つまり骨が折れた時ってのは骨芽細胞の働きが活発になり破骨細胞の働きが低下することで修復されていくわけです。んで完全に修復された骨ってのは骨折前よりも丈夫になってます。この原理は運動して筋繊維が切れ、より太く修復されるってのと同じです。


ですがいきなり同じ太さで同じ密度の骨を作ろうとすると、修復が上手くいかなかったり途中で折れてしまう可能性があります。ですから骨を修復する時ってのはまず骨組みのようなものを作るんですよ。それが「仮骨」っていいまして、太いかわりに密度は薄くて網の目みたいになってる骨ができます。

そんで骨芽細胞が中の密度を濃くしていくと共に破骨細胞が骨をだんだん元の太さに戻していくんですけど、ここで背を伸ばす理論を提唱した人はとんでもないことをやってます。

仮骨の状態ってのは密度が薄いんで骨が伸びるんですよ。赤ちゃんの骨は柔らかいんで鼻の低い家系の人で赤ちゃんの鼻をつまんで伸ばして同じ轍を踏ませないようにしてる人もいますけど(実話)、それと同じようなものです。

でも問題はあるんですよね。定期的に折ったりする場合、骨は慢性的に細いわけですから完全修復前に折れる危険性が高く、常に鉄板なんかを入れるなりしてなきゃいけないわけですし。ってか何より金もかかると思いますし。


この方法はそっち方面に詳しければ大抵の人は思いつくんですけど誰もやろうとしなかった究極の方法の1つです。どうしてもやりたいってんなら提唱した人のいる病院にでも行ってみてください。




>>健康コラム   脳みそ以外が記憶する
さて、今日の健康コラムは脳以外の器官が脳の働きをすることもあるというちょっと面白い話です。最近は健康に関することじゃなくて、こういうあんま知ってる人がいない珍しい話をするケースが多いですねぇ。あ、いやニュースサイトで扱えって言ってるんじゃないですよ。

体の各器官をコンピュータシステムか何かだとしましょう。そうするとヒトってのは脳みそというスーパーコンピュータが1台あって、他の心臓とか目というのは脳の命令に従って動くもの、例えばプリンタやらスキャナみたいなものと例えることができます。

ですが魚類とかはちょっと仕組みが違うんですよ。確かに脳みそが中心となって働いてるんですが、その機能ってのはせいぜい関数電卓程度のもので、他の器官が四則演算電卓並みの働きをして脳みそを補助してます。

「補助する」というと何とも聞こえはいいんですが効率としては×でして、要は脳みその性能がもっと良くなれば他で補助する必要もないわけですから、進化の過程でだんだん脳みその性能が良くなり、他の器官はただ命令に従って動くだけって感じになっていったわけです。そうしたほうが多くの電卓が独自に計算してるときよりも情報の混乱もおきにくいですしね。


ですけどね、当然「なごり」ってやつは存在するわけですよ。人間の手は魚類のヒレが進化したものです。ということは体の各器官に存在した電卓も形を変えて残っている可能性があるってことですよ。

昔世界まる見えか何かで、心臓を移植された人が提供者の記憶を少し持っていたとかいう一見すると奇跡体験アンビリバボー系のような話をしてましたけど、それもこういうことを考えるとありえない話でもないんですよね。


はい、今日の話は多分どこの論文とかでも扱われてないと思いますんで、発表したら結構すごいことになるかもしれませんよ。




>>健康コラム   人間の耳と音声圧縮形式について
さて、今日の健康コラムは人間が聞き取ることのできる周波数帯について。

人間が聞き取ることのできる周波数帯ってのは大体15Hz〜17kHzです。

...あ、一言で終わっちゃった。絡んだ話をさせないと。ええっとですねぇ、17kHzとか言われてもどのくらいかわかんないと思いますんで具体例を。TVの電源をつけてビデオ画面にしたときにすっごい高い音が鳴ってるじゃないですか。この音は聞き取れる人と聞き取れない人がいるんですが、あれが約17kHzです。

この可聴周波数帯域を利用してるのがMDやらMP3やらの圧縮形式です。これらは大体25Hz〜16kHz以外の周波数の音をカットすることで容量を抑えてます。まぁ最近の圧縮形式はもうちょっと頭が良くなってまして、16kHz以上を完全にカットするんではなく、必要に応じてカットしたりしなかったりしてるみたいですけど。

ちなみに、音声を伝えることを目的としてる電話や無線、あれは人間の声の範囲だけ抑えてればいいんで、50Hz〜3kHzくらいまでしか聞こえないようになってます。電話で鈴の音って聞こえないんですよ。


帯域を広げてしまうと容量が増えるだけではなくて電気も食ってしまいますんで、こういう機器はできる限り帯域は抑えたいわけですよ。

...ってかなんで健康情報配信サイトが電気の話をしてるんでしょうか?




>>健康コラム   痩せてる人の悩み
さて、今日は痩せてる人特有の悩みについて書きたいと思います。太ってる人にとっては羨ましいような話なのかもしれませんけど痩せてる人は痩せてる人なりに悩んでるんですよ。

痩せてる人は脂肪がつきません。まぁこれは昔何度か説明したことがあるとおり、脂肪細胞の数が少ないことや褐色脂肪細胞っていう脂肪を熱エネルギーに変換する細胞が影響してるせいなんですけどね。

ジャンキーな生活を送れば確かに脂肪細胞は増えやすくなり太りやすくなるような気はしますけど、それも残念なことに若いうちは脂肪細胞が増えても新陳代謝が活発だったり褐色脂肪細胞が働きすぎていたりするせいで太れません。各機構が衰えてくる30歳過ぎくらいから急激に太りだすというバッドエンドを迎えてしまいます。

となると筋肉を増やすしかないんですけど、痩せてる人は筋肉もつきづらいんです。まぁ「筋肉が太いか細いかってのは4,5歳までにどのくらい運動したかってのが関係する」ってデータもあるんですけど、とにかくもともと筋肉が細い人ってのは男性ホルモンの分泌量自体少なかったりしますんで筋肉が太くなるまでに時間がかかるんですよ。

スポーツドリンクの時に書きましたが、普通の人は運動を止めると筋肉が緩んだ肉になり、それがエネルギーとして使用されることで脂肪があまり、筋肉があったところに脂肪が溜まり始めます。が、痩せてる人はそれが起きません。運動を数日しないだけで急激に筋肉がしぼみ始めます。彼らはエネルギー消費が激しすぎる昔のアメ車みたいな体をしてますんで、筋肉がゆるんだとたんにエネルギーとして使われてしまうんです。


でも野郎はまだいいんですよ。問題なのは女性。女性はもともと野郎よりも脂肪がつきやすい体の構造をしてます。でも100人集めれば何人かは痩せてるわけですよ。まぁ女性で痩せてる人ってのは原因が拒食であるケースが多いんですが、中にはいくら食べても太れないって人もいるわけです。

女性は筋肉を増やしてどうこうってわけにもいきませんからねぇ。食事量ではなく食事回数を増やすって方法か、昔私が提唱したリバウンド法のどっちかが効いてくれればいいんですけど。


飽食のこの時代、巷にはダイエットの本やら番組やらばかり溢れていて、痩せてる人が太るための本やら番組やらはほとんど存在しません。はっきり言って太ってる人が痩せるよりも痩せてる人が太るほうが難しいんで、これに関する新たな方法論なんかが確立されていくのを願うばかりなのであります。



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